HOME > 会社紹介 > 事業内容 > 医薬品事業

会社紹介 事業内容

医薬品事業

日本

情報提供活動

新薬は、基礎研究や各種試験、国による承認審査という長い道のりを経て、初めて患者さんに届けられます。 さらに発売後も多くの患者さんに使われていくなかで、安全性や有効性が繰り返しチェックされ、より安心できる有用性の高い医薬品となります。 このようにして得られた有効性、安全性等の情報に基づき適正に使用されてはじめて、医薬品は、人類の健康に貢献するという使命を果たすことができます。 私たちは、MR(医薬情報担当者)を通して、医療関係者に必要かつ専門性の高い情報を提供しています。 日々のMR活動を通じ、医療関係者からの信頼を得ること、そして患者さんの健康で豊かな生活に貢献していくことを目指しています。

豊富な製品ラインアップ

当社は、循環器領域・糖尿病領域においてさまざまなメカニズムの治療薬を提供しています。 たとえば、高血圧症治療剤では、アンジオテンシンII受容体拮抗剤、カルシウム拮抗剤、利尿剤、ACE 阻害剤、αβ遮断剤を取り揃え、高血圧治療のパートナーを目指しています。 精神神経(CNS)領域では、統合失調症やパーキンソン病、不安障害、てんかんなど、多様な治療薬を提供しています。 ほかにも、骨・炎症・アレルギー領域、がん・感染症領域などに豊富な製品ラインアップを持ち、広く医療ニーズにお応えしています。

主要製品名 薬効
アバプロ 高血圧症治療剤
ロナセン 非定型抗精神病薬
プロレナール 末梢循環改善剤
アムロジン 高血圧症・狭心症治療薬
ガスモチン 消化管運動機能改善剤
メロペン カルバペネム系抗生物質製剤
アムビゾーム 深在性真菌症治療剤
新製品名 薬効
トレリーフ(2009年3月発売) パーキンソン病治療剤
ミリプラ(2010年1月発売) 肝細胞がん治療剤
メトグルコ(2010年5月発売) ビグアナイド系経口血糖降下剤
シュアポスト(2011年5月発売) 速効型インスリン分泌促進剤

研究開発

新薬の継続創出に向けて

当社は、精神神経領域を重点領域と位置づけ、国際的に通用する独創性の高い創薬に取り組んでいます。さらに同領域に強みを持つサノビオン社(当時のセプラコール・インク)の買収により、精神神経領域の研究開発が一段と強化されました。また、アンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)が高く、研究・開発・営業の各分野に高度な専門性が求められるスペシャリティ領域をチャレンジ領域に設定し、革新的な医薬品の創製を目指しています。また、サノビオン社と協調して、社外からの開発品の導入にも力を入れていきます。
研究開発初期段階では、ゲノミクス、プロテオミクス、メタボロミクス等自社保有の先端技術をいかした研究開発効率の向上に取り組むとともに、国内外の大学を含む研究機関や革新的な技術を有するベンチャー企業とのアライアンス、さらには産学連携プロジェクトへの参画も積極的に進めています。また、核酸医薬、抗体医薬に関しては、専門の研究グループを配して研究を進めています。
研究後期および開発段階では、部門横断的なプロジェクト制のもと、部門間連携強化によりプロジェクトを推進し迅速化を図るとともに、ポートフォリオの最適化を行っています。加えて、製品価値の最大化を目指した剤形展開等の製品ライフサイクルマネジメントにも積極的に取り組んでいます。

グローバル開発を基本戦略に

大日本住友製薬グループは、グローバル開発を基本戦略とし、次期戦略候補品に優先的な投資を行い、継続的な新薬創出を進めていきます。さらに、戦略的投資による連携・導入についても推進します。
2010年5月末には、当社とサノビオン社の研究開発部門主要メンバーから構成する会議体「グローバルPMC(Portfolio Management Committee)」を設置しました。グローバルPMCでは、当社グループの研究および開発に関する重要事項をグループ全体の戦略的観点から審議します。

医薬品の生産

医薬品は人々の生命にかかわる商品であるため、その製造にあたっては、設計通りの品質が保証されていなければなりません。医薬品の製造および品質管理は、GMP(医薬品および医薬部外品の製造管理および品質管理基準)によって厳格に定められています。
当社で生産された医薬品は、FDA(米国食品医薬品局)やEMA(欧州医薬品庁)など輸出国政府機関の承認を得て、世界各国に輸出されており、欧米のGMPが当社の運用標準となっています。さらに、海外提携企業の監査、ICH(日本・米国・EU薬事規制ハーモナイゼーション国際会議)のガイドラインをはじめとしたグローバルレベルの厳しい品質基準もクリアする高い設備設計水準や品質保証体制を整えています。
GMPは今後ますます厳格化していくと予想され、これらに対応するため、工場では新固形製剤棟をはじめ積極的に設備投資を行っており、生産部門・品質保証部門などの関連部門が一体となって、高品質の医薬品を提供する努力を続けています。

生産拠点

鈴鹿工場

効率を重視した製剤工場として、原薬の製造から製剤、包装工程まで医薬品の製造を一貫して行う設備を整え、非定型抗精神病薬「ロナセン」、末梢循環改善剤「プロレナール」、消化管運動機能改善剤「ガスモチン」、持続性抗アレルギー剤「エバステル」などの製造を行っています。
また、2007年12月に竣工した新固形製剤棟は、医薬品販売の伸長にともなう増産対応に向けて、2009年1月より本格稼動しました。厳格化した新しいGMPにも適合しており、作業者が入退室する廊下と原材料・製品の搬送経路を分離することにより異物混入、交叉汚染を徹底的に排除しています。

茨木工場

茨木工場内には、技術研究本部の製剤技術研究部門があることから、生産技術研究から生産、品質管理業務など、新製品や新技術に柔軟に対応できる開発機動型の製剤工場としての役割を持ち、散剤、錠剤、カプセル剤、注射剤、軟膏剤など多種多様な剤形の医薬品を製造しています。

愛媛工場

培養槽の数、大きさともに世界最大級の細胞培養設備を有するバイオ医薬品の製造拠点です。天然型インターフェロン-α製剤「スミフェロン」の粗液(原薬中間体)や無菌凍結乾燥製剤である抗悪性腫瘍性抗生物質「カルセド」を厳格な管理体制のもとで製造しています。

大分工場

米国の最新GMPに対応した製造設備を有する原薬製造の基幹工場です。高血圧症・狭心症治療薬「アムロジン」、ノルアドレナリン作動性神経機能改善剤「ドプス」、抗悪性腫瘍性抗生物質「カルセド」などの原薬を365日、24時間体制で製造しています。また、カルバペネム系抗生物質製剤「メロペン」を原薬から製剤まで一貫製造し、国内・海外への供給を行っています。

米国

サノビオン・ファーマシューティカルズ・インク

当社は2009年10月に米国医薬品会社セプラコール・インク(現サノビオン社)を子会社化しました。2010年4月にはセプラコール・インク(現サノビオン社)は、当社開発子会社であるDainippon Sumitomo Pharma America, Inc.を合併しました。サノビオン社は大日本住友製薬グループの北米事業を担っていきます。
今後は、非定型抗精神病薬「ラツーダ」やてんかん治療剤「ステデサ」等の新製品の投入により、収益最大化を目指します。当社は2014年度には、海外売上高比率50%を目指します。

◇会社概要

サノビオン社は、中枢神経領域、呼吸器領域における医療用医薬品の研究開発、製造、マーケティング、販売の全機能を保有する製薬企業です。

設立年月 1984年1月
本社所在地 米国マサチューセッツ州マールボロ
最近の業績 製品売上高1,219億円(2010年1月~12月)
従業員数 2,419人(内、MR1,370人)(2011年3月31日現在)

製品ラインナップ

主要製品名 薬効
ラツーダ 非定型抗精神病薬
ルネスタ 催眠鎮静剤
ゾペネックス 短時間作用型β作動薬
ブロバナ 長時間作用型β作動薬
オムナリス コルチコステロイド点鼻スプレー

中国

住友製薬(蘇州)有限公司

当社は中国を重要な成長市場と位置づけ、積極的な事業展開を図っています。中国市場では現地法人の住友制葯(蘇州)有限公司が生産から販売を担い、現在「メペム」をはじめ4製品を販売しています。生産面においては、今後も拡大が予想される製品需要に応じた生産能力の確保に向けて、2009年3月に協和発酵キリン株式会社の中国生産子会社「協和発酵医薬(蘇州)有限公司」を取得しました。既存製品に加え新製品を投入することにより、2014年度に現地法人の売上高100億円を目標としています。

◇会社概要
設立年月 2003年12月
本社所在地 中国江蘇省蘇州工業園区
最近の業績 製品売上高61億円(2010年1~12月)
従業員数 560人(内、MR290人)(2011年3月31日現在)

製品ラインナップ

現在の主要製品名 分類
メペム(日本での販売名「メロペン」) カルバペネム系抗生物質製剤
アルマール 高血圧症・狭心症・不整脈治療剤
セディール セロトニン作動性抗不安薬
ガスモチン 消化管運動機能改善剤

このページのトップへ