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CSR活動報告 当社の取り組み 1. 人々の「からだ・くらし・すこやかに」に貢献します

顧客ニーズの把握と反映

患者さんのニーズへの対応

当社は、新薬の開発だけでなく、既存の薬剤の改善・向上のために日々取り組んでいます。

2011年3月には、カルバペネム系抗生物質製剤の一般感染症の重症と難治例に対する用法・用量について、1日使用量の上限を2gから3g に変更する一部変更承認を取得しました。これによって、PK-PD (Pharmacokinetics-Pharmacodynamics)理論に基づいた十分量投与の考えのもと、重症・難治性の一般感染症に対して、さらに高い臨床および細菌学的効果が期待できる高用量の投与が可能となりました。

また、2011年1月にはパーキンソン病や血液透析の患者さんなどに使用するノルアドレナリン作動性神経機能改善剤の口腔内崩壊錠(OD 錠)の製造販売承認を取得しました。このOD 錠は有効成分が100mg、200mgと高含量ですが、「SUITAB-MAX」という、一定の硬度を保持しながら高含量でも速やかな崩壊性を実現する新技術を用いることで製剤化を可能にしました。その結果、パーキンソン病特有の筋肉の緊張やふるえ、嚥下障害を有する患者さんでも取り扱いやすく、また、水の有無に関係なく服用できるため、水分摂取を控えておられる透析患者さんにも服薬しやすくなっています。

今後も患者さんの多様なニーズに応え、医療への貢献を高めていくよう努めていきます。

※ PK-PD理論:「薬物動態(抗菌薬の血中濃度の推移)」と「薬力学(抗菌薬の作用)」を組み合わせて、抗菌薬の有効性や安全性を評価し、抗菌薬の最適な投与方法を設計するための考え方

顧客ニーズを製品・情報・サービスに反映させる

例えば、医薬品の包装やラベルの文字の色・大きさは法律で指定され、情報の提示など、多くの制限の中でデザインされる特殊な環境にあります。多くの制限の中では、どうしても各社の製品の包装やラベルはデザインが類似することとなり、医薬品の取り違えなどの一因にもなっています。

そこで、医療過誤防止に向けた包装・表示デザインの改善など、医療機関や患者さんのご要望にお応えするための取り組みや顧客視点での製品開発に努めています。

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